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乳歯の生え変わりトラブル発生!「永久歯の本数」が原因かも?

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こんにちは、院長の上田です。

秋から冬にかけてりんごが旬を迎えます。りんごは果肉よりも皮に多くの栄養素が含まれていると言われています皮つきのりんごは歯ごたえが強く、しっかりと歯が揃っていないと丸かじりは難しい食べものでもあります。

歯(永久歯)は通常28本、親知らずを含めると32本ありますが、それよりも多かったり、逆に少なかったりする人も実は少なくありません。特にお子さんでは、生えかわりの時期になっても「乳歯が抜けない」「永久歯がなかなか生えてこない」といった場合に、本数の異常が隠れていることがあります。

 

 

歯並びの乱れにつながることも…
「過剰歯(かじょうし)」

過剰歯は本来の数より余分にできた永久歯で、上の前歯や下の奥歯に多く発生します。歯が多いのは良いことのようにも思えますが、実際は骨に埋まったままか、歯ぐきから少し出る程度で、きれいに生えることはほとんどありません。

しかし、乳歯は永久歯に比べて根が短く弱いため、将来的に抜けてしまうリスクは避けられません。

 

 

乳歯がいつまでも残ることも…
「先天性欠如」

先天性欠如は、過剰歯とは反対に本来の数より歯が足りない状態です。永久歯が生えてこないため、大人になっても乳歯がそのまま残ることもあります。


 

 

「乳歯が抜けない」「永久歯が生えてこない」ときには…

乳歯が抜けなかったり、永久歯が生えてこなかったりするのを放っておくと、お口全体の歯並びやかみ合わせに影響を与えてしまうことも。その場合は矯正などの治療方法があります。

一方で、歯の数の異常は痛みなどの自覚症状もないため、
お子さん自身はもちろん、保護者も気づきにくいのが実情です。そのため、「生え変わりが遅い」「歯並びに違和感がある」といった理由で受診し、初めて診断を受けるケースも少なくありません。

したがって、乳歯から永久歯への生えかわりが始まる、6歳前後のタイミングで、一度チェックを受けておくと安心です。

 

お子さんの歯の生えかわりや歯並びに不安を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。